【Spiceブログ・7/4】ユースセンターにおける山武杉の利活用について考えました
みなさん、こんにちは。
本日は、Spiceが運営するこども若者の拠点「ちばユースセンターPRISM」に、木材利活用や建築などがご専門の方々にお集まりいただき、内装デザインに関する作戦会議を行いました !
お越しいただいたのは、こちらのみなさんです !
- 内装デザインで関わってくださっている拓匠開発の岩岡さん、江頭さん
- 森林資源を観光資源に活用した地域づくりを手掛ける八角さん
- 千葉大学大学院博士後期課程に在籍し森林に関する研究をされている山田さん
- 学生時代に森林に関する研究をされていたたまいさん
山武杉(サンブスギ)は、千葉県で生まれた優良な性質を多く持つ挿し木スギであり、250年以上前から山武林業地において挿し木造林の技術とともに受け継がれてきたものです。また、山武地方ではカンノウスギという名称で呼ばれてきたものだそうです。
Spice代表の郡司は千葉県出身で、祖父母や親戚の多くも県内に住んでおり、日常生活の会話の中で「サンブスギは花粉をほとんど飛ばさないから良いよね」といったように、普段から聞いていた名称でした。
PRISMの内装デザインを考えるワークショップを行った際に、こども若者たちから「レンガではなく木材がいい」「木目調の家具が良い」といった声がありました。
「ちばのこども若者たちが集まるユースセンターだからこそ、地元ブランドの木材を使って地域のことを知ってもらえるきっかけに出来れば ! 」と思い、いろいろと連絡をした結果、ご縁がつながり、この会が開かれました。
みなさんと話し合った内容は、ユースセンターの木質化と什器製作(家具製作)です。ステージとカウンター机を新設するにあたり、サンブスギやちばの木を使用したいと思っています。
話を聞けば聞くほど、奥深い木材の利活用。東金市には木材の市場があるそうで、そこで買い付けをしてみるのも良いのでは?といったアイデアも伺いました。
野菜や海鮮の市場というのはよく耳にしますが、木材にも市場があるなんて ! と驚きました。
このあとは、実際に使用する木材の種類や大きさ、質などをご相談して木材を買い付けるなど、着工に向けて動いていきます !
続報をお楽しみに ! 🔥